初版から15年を経て,臨床家の厳しい要求に答える内容で,かつ,学生の基本学習へも配慮し,理学療法士が著した,卒前から卒後まで末永く使える,オールカラー/ハードカバー製本による,筋の解剖学/体表解剖学書の改訂.
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対象筋を大幅に増やした.
初版:93種の筋 → 改定第2版:152種の筋 270ページ 455ページ - 各論に「学生のための触察ポイント」を追加し,基本的触察法を学ぶ学生の到達目標を提示した.
- 起始や停止等について,1900年前後の論文までさかのぼり,解剖実習にて検証し,その事実を筋の基本事項に反映させた(文献リスト有).
- 解剖学的に確認した新たな事実をもとに,三次元的視点で観察した筋の構造学的特徴の写真を大幅に増やした.
初版:写真と絵 266点 → 改定第2版:写真と絵 752点 - 触察法には,新たに筋の位置を体表上に投影した完成写真,触察方法の写真,収縮による視察方法の写真を525点追加した.
- 新たに,ランドマーク等の筋の触察に必要な骨の触察法(75部位)を,写真とともに加えた.